人の気持ちを完全に理解しようとして、自らの心を疲弊させてしまっている。人の気持ちを知ることは、どういったことを意味するのか。その意味を知りたい。
そんな悩みを解決します。
この記事を書いている私は、現在ブログ歴10か月ほどです。
人生論を綴るブログ記事を200本ほど書いてきました。
今回は人の気持ちに寄り添う考え方をご紹介します。
他者が考えることは、自分で想像するしか推測できないものです。
相手の気持ちに寄り添うことの意義を考えることで、より豊かに生きていけるようになります。
それでは、早速ご紹介していきます。
目次
人の気持ち
人間が感じることはそれぞれで個人差があり、全員が同じ考え方を持っているわけではありません。
同じ考え方であればお互いが衝突することもなく、同質化された世界のなかで平和が築かれたかもしれません。
しかし、人間ってとして生まれた以上は、自分のことは自分で理解するしかないのです。
人が人と衝突する際は、相手を自分と同じであると錯覚する節があるのです。
相手と自分は違う存在であると認識するのことが、人の気持ちに寄り添うことに繋がっていきます。
自分は自分の事しか把握できない
人の気持ちを考える時に、相手のことを自分と同じ感覚であると決めつけてはいけません。
自分と相手の内面が全て一緒である根拠はどこにもなく、それを信じる必要もありません。
相手と自分の感覚の違いを不安になるより、自分と相手を同じ存在として理解しないことが大事になります。
相手には相手が大事にしたい考え方があるわけで、その人にしか到底理解できない感覚があるものです。
その現実を知ることが、人の気持ちを考える最初のステップになっていきます。
人の心はみんな違う
自分と人が感じていることは、全て均一されたものではなく、その人でしか分からないものが必ずあります。
その感覚を批判することなく、自分との違いがどこにあるのかを確かめる必要があります。
人が感じることは、絶対的な基準で測ることができません。
そのため、自分が人のことを考える際に、できることを事前に想定しておくことが大事になります。
人と自分を必要以上に同質化させないで、人それぞれの自由さを尊重することが必要です。
異なる感覚を尊敬する
人が考えることは、それぞれで違った感性を土台にして築かれるものであり、どれが正解である保証はないのです。
絶対的な答えを求めてようとすると、いずれ自分の考えを方を他者に強要することになりかねない。
その行為をする人は、自分自身で無自覚なケースが多く、自分が間違っている可能性をいつの間にか排除してしまっています。
そのため、自分とは違う意見や感覚であっても、それを自分から尊重していく姿勢を抱くことが重要になります。
自らの感覚を客観的に、一歩引いて眺める心のゆとりが大事になっていきます。
人に対して傲慢にならない
人の感覚はそれぞれで全く異なるので、その事実に落ち込む必要はなく、その現実を楽しむ心のゆとり大事に持っておきましょう。
相手の違いを受け止める余裕がなければ、人は他者を無意識のうちに攻撃するようになってしまいます。
人を攻撃することで得られるメリットは何もなく、むしろ自分の気持ちを疲弊させる原因になりかねないものです。
相手を攻撃するきっかけの1つとして、自分が相手に対して傲慢になってしまうことが挙げられます。
自分の感覚を押し付けることなく、相手との違いをただ受け止め、承認する気持ちを抱いていこう。
自分ができることに専念する
人に対して傲慢さを振りかざしていても、お互いの幸せに繋がることはなく、それがかえって両者の不幸の始まりになるリスクがあります。
その危険性に怯えながら関係性を育むより、それぞれができることに目を向けていくことが大事になります。
自分の価値観だって、相手から疎まれている可能性だってあり、それば実際分かるものではありません。
そのため、自分のことだけを棚に上げることなく、相手と自分の違いがはっきりと存在している事実に気がつくことが大事になります。
その前提を崩さないことで、自分が人の為にできることが見えてきます。
コントロールできないことは潔く捨てる
人の気持ちを正確に言い当てることはできず、それが人が生き辛さを感じる大きな要因です。
その原因だけにスポットを当ててばかりでは、人に対する不信感だけが日に日に増してしまうものです。
他者の気持ちに寄り添うことは、絶対的な正しい方法があるわけではなく、人と人は違い感性を感じていることを知ることが大事になります。
人と自分の感覚を一緒にしようとすることは、誰も実現できません。
不可能のことに心を消耗させていても、そこから新しいものは生まれません。
そのため、自分以外の価値観の存在に気がつくことが、人の気持ちに寄り添う原点になります。
まとめ:人の気持ちに寄り添うことで、豊かな生き方を目指していこう
今回は人の気持ちに寄り添う考え方をご紹介しました。
相手は自分と違う感性と感覚を持っているので、無理に相手の意見に同調する必要はありません。
相手は相手として、自分は自分として、それぞれがお互いを尊重するのことが大事になります。
最後までありがとうございます!
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